私は家族と暮らしている
幸せのような不幸せのような
それも分からない
漠然とした不安や不満がある

毎日は流れている
平凡に淡々と終わる日もあれば
家族の誰かの気分次第で
楽しい日も そうでない日もある
私は考える
この楽しさを持続するには?
この重苦しさを回復するには?
そして皆が平凡に過ごせるよう
私は家族のバランスを配慮する

私の言動は家族の誰にも響かない
当然の本意だと認識されているし
更に上回る事も要求されている
認められないのはもう慣れている

外の世界は楽しそうだ
私には到底無理そうな事を
自由に話したりやったりしている
でもその家族は困ったりしない

疑問を投げかければ
年上には生意気にうつり
年下には大人げなくうつる
諦めるのにも もう慣れている